ココロ図書館 第4話 「狙われた図書館」

ココロ図書館 第4話 「狙われた図書館」

  夜、こころの写真まみれの部屋で、いいなは「萌え萌え状態」。何体ものこころ人形から「今日の相手」を選んで一緒にベッドイン。ついでに「こころ人形」を抱きしめたりしているみたいですよ。何か感じるものがあったのか、パジャマ姿の「リアルこころ」が目を覚まします。ふと外を見ると、月夜の空に、何か丸いものが飛んでいくではないですか。

 翌日、いいなが図書館のドアに「犯行予告」のカードが置いているのを発見。はじめはイタズラと軽くスルーしていたあるとも、町から大量の婦警を連れた刑事がやってきたのを見て、事の重大性に気づいたようです。そんな所に配達人の梅沢さん登場。男らしい所を見せて、いいなに惚れられるシーンを妄想していたようですが、あっけなく犯人ということにされて留置所送りです。

 場面は変わって図書館の一室。司書3人と婦警一人、それに刑事が問題の「鍵のかかった本」を机の上において、「怪盗ファニータートル」の登場を待ってました。そこに「犯人」を連れた婦警が登場、と思ったらこれがタダの猫。刑事が思わず猫を投げ捨てて机の上を見ると、さっきまであった本が消えているじゃあありませんか。

 ということで、ココロだけを部屋に残して、全員で家捜しです。何か時計の裏部屋から物音がすると思ったら、怪盗に拉致されていた婦警。ということは、本が消えた時に部屋にいた婦警が、実は変装した怪盗だったということですね。その後、「偽梅沢さん、いいなにときめかずに発覚」なんていうイベントも起こったりもしましたが、なかなか怪盗は捕まりません。

 皆さんが総出でこんなことをやっている頃、こころは部屋の机の下あたりで何かしているようです。とそこに、火急の問題となっている本を持ったこころがもう一人登場しました。どちらが本物のこころなんでしょうかね。

 ネタを明かせば、本はまだ盗まれておらず、放り出された猫が窓の外に蹴りだしていた。その時の偽婦警の慌て様を見たこころは、「もし怪盗が計画通り本を盗んでいたとすれば、こんなに慌てるわけがない」と推理して、外に本を探しに行くと、案の定だったと。つまり、後で登場したこころの方が本物で、先にいた方が怪盗だったというわけです。

 こころが怪盗に「なぜ本を盗むのか」と聞くと、「怪盗だから」という答えにもなっていない答え。そんな怪盗にこころは図書貸し出しカードと一緒に、本を渡します。怪盗はそれを受け取ると、刑事に変装して、まんまと逃げ出してしまいました。本物の刑事は婦警に捕まってしまったようですが、帽子を取って「ツルピカリ」な頭を見せてやれば一発で本物と認めてもらえそうな気がするわけですが。

 その夜、いいなは「こころはちゃんと司書の仕事をした」と満足げに話してましたが、あるとは「こころに甘すぎる」と不満そうな顔をしています。そんな頃、まんまと「鍵のかかった本」をgetした怪盗は、イ牛の本の中身を読んでいました。どうやら、その本の著者の娘たちは、ちゃんと父親の期待に答える立派な司書になっていたようですね。

(感想)

 これまでの間延びした回が嘘のようにメリハリがある話で、しかも最後にああいう形でどんでん返しを持ってくるとは思わなかった。いや、悲惨な梅沢さんの横に収監されていた「イシャはどこだ!」の奴ではなくて、怪盗の方ですよ。なるほど、そういう展開にするつもりならば、「偽こころ」が本を盗む理由が「怪盗だから」でないとダメなわけですね。あと、この回のココロは意外と利発です。

 そんなわけで、次回は第5話「コンパロイドの司書」。どうやらココロが、「あ~る田中一郎」みたいなロボットと出会う話らしいですよ。

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『アルペンローゼ』 第4話 「 秒きざみのワナ」

『アルペンローゼ』 第4話 「 秒きざみのワナ」

 前回、辛くもザルツブルグ行きの列車に乗り込むことに成功したジュディとランディでしたが、あの「へんたいゆうかいま」が放っておくわけがありません。始めのシーンは、二人を逃した恨みの残る小屋を、ダイナマイトで爆破するシーンからです。こいつで鉄橋を壊してしまい、どさくさに紛れてジュディを拉致しようという腹ですね。

 そんなこととはつゆ知らず、ジュディとランディは列車のコンパートメントの中でいちゃついています。ところがそこに、「ラブラブなシーン」をフライデーする不埒な男が登場。ランディはこいつを捕まえて正体を吐かせようとしました。ところがこの男(ロバート)は米国デイリー社の戦場カメラマンで、ヘンタイの手先ではなかった。無事、疑惑は晴れた所で、彼が二人の秘密について話していると、いかにも「ツンデレ系」なお嬢様(リーゼル)が乱入。いきなり「アルペンローゼ」を歌いだしましたよ。どうやら、ヘタレ野朗な許婚(ヨハン)よりも、ランディの方がイイ!と思って、気を引こうとしたようです。お嬢様の作戦は当たったようで、ランディは彼女に「どこでその歌を聞いたのか」と熱く問いかけます。なんでも6年前、リーゼルがまだロリロリな幼女だった頃、父親ぐらいの銀髪の男がその歌を歌っていたとか。素性はわからないが、ザルツブルグから来たとか言っていたそうですよ。

 とまあ、こんな話をしているうちに、列車は鉄橋にやってきて、案の定、向こう岸に渡る前に鉄橋が爆破されてしまったわけです。ヘタレ野朗のヨハンは逃げ遅れたリーゼルを放り出して逃げ出そうとしますが、彼女が「私を置いて逃げ出すつもり!」と涙目の上目使いで見上げると、とたんに態度を変えてしまいます。なんか「典型的なダメヲタ」って感じですね。ジュディは負傷者の看護を行っていましたが、それも一段落して日が落ちた頃、向こう岸から列車の音が聞こえてきます。このままではザルツブルグから来た列車は岸から転落すること間違いなしですよ。

 そんな話を聞いて、ジュディは一本だけ残っていたレールを渡って、走ってくる列車の前に立ちふさがります。「あわや、グモ化か」という所で何とか列車は止まりましたが、問題がもう一つ残っていました。ご丁寧にも、ヘンタイ連中はもう一つ爆弾を仕掛けていたわけです。さてここでまた、ヘタレ野朗の出番です。「こんな危ない所は逃げ出そう」とリーゼルに言ったはいいが、「いいかげんにしる!」と平手打ちされ、逆切れしてダイナマイトを外しに行った、のはいいが、光の速さで落ちそうになって、ランディに救出されているし。つくづく、余計な手間しかかけないダメ人間ですね。その後、ランディはダイナマイトを取り外しますが、ヘタレに余計な時間を取られたおかげで、投げ出した直後に爆発。彼はジュディの目の前で、どこかに吹き飛ばされてしまいました。

 翌朝。ジュディはどこかのベッドで目を覚ますと、そこにはヨハン&リーゼルとロバートが立ってました。「ランディーが一番、望んでいたことは何か」というリーゼルの言葉と、ロバートの「ランディーは向こうで待っているかもしれないよ」という言葉を聞いて、ジュディはザルツブルグに向かう決心をしたようです。一方、リーゼルも「向こうについたら連絡して」と言って、徒歩でザルツブルグに向かって行きました。

(感想)

 30分もない時間の中で、きちんと起承転結が成立していて、しかも「アルペンローゼ」の歌やレオンハルトの設定まできちんと描いている。さらにコンパートメントの中の会話やカメラを落とすシーンで、ロバートがどういう人物であるかまで押さえている。これが当時のアニメの平均的なクオリティだったのだから、いかに最近の作品が(以下略)ってことです。あと冷静に考えてみると、「無理をしてまで、2つ目のダイナマイトを外しに行かなければならない」という理由はなかったですね。まあそうでもしないと、ジュディとランディを引き離すフラグが立たないので仕方なかったわけでしょうが。

 ということで、次回は第5話「過去を秘めた花園」。「一人でザルツブルグに向かったジュディの運命はいかに!」ってことで、wktkしながら待っていてくださいよ。

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『ようこそようこ』 第4話「トマトの朝は歌声で」

『ようこそようこ』 第4話「トマトの朝は歌声で」

 朝、ようこがランニングしている頃、マンションのベランダでキモいおっさんが体操などしているようです。「朝って気持ちいいね!」などと言いながら、ようこがふと上を見ると、さっきまでその辺にいたムー(むささび)がどこかに消えている。と思ったとたん、上の方で何か物音がしたようです。

 不穏な予感を感じつつ、ようこがドアの前に立つと、中から「血だらけのドラキュラ」みたいなオヤジが出てきました。実はこの人、前回、「ARIS」でピアノを弾いていた「SAKU」さんだったのですが、当の本人はどうもよく覚えていないご様子。

 場所は変わってアイスター事務所。ここでは社長とスカウトがようこのデビュー曲について話をしていました。スカウト曰く、「作曲家の化石なSAKUさんにお手軽価格で曲を作ってもらおう」ということですが、社長はどうも乗り気ではない。そして案の定、化石な人を「何が完熟だ」と、激怒させてしまいました。もっとも社長は「心配した通りだ」「そう、そんなこと言ってた」と、気にもしていない様子です。そんなことがあったとはつゆ知らず、ようこは楽しそうに公園でバイエルに歌詞を付けて何か歌っています。

 翌朝、ようこはSAKUさんの所にやってきますが、「ようこなど知らん」と言って、追い返されてしまいます。もっとも、ようこにしてみれば「何怒ってるんだろうね」という話になるのは当然なわけですが。そして昼、公園でムーを探していたようこは、妙な外人がストーリープレイをしているのを発見。「あの人のギター、太陽の匂いがします」とか言って、隣で歌い始めたようです(曲は「陽光のパッセージ」)。何者かはわかりませんが、親切な外人のようで、ようこの歌の先生になってくれるみたいですよ。

 その頃、SAKUさんの部屋では、ようこにほれ込んだ893、いや「シブチョー」さんが、土下座までして「わしらのよっきゅんに(以下略)」と言って恫喝、いや「お願い」をしてましたが、SAKUさんは「何が心だ。心を打つような子が、あんなプロダクションに入るか!」と、あくまでも拒否。ところが、ふと通りかかった公園で歌っているようこの姿を見て、なんか気が変わったみたいですよ。

 「太陽になれる子か」とか言っていたSAKUさんは、周りに酒瓶をいくつも転がしながら、夜中にピアノを叩き続けてましたが、いつの間にか寝てしまったようです。そして翌日、アイスター事務所にはSAKUさんやシブチョーさんをはじめ、関係者が勢ぞろいしていました。感動の「一人にさせない」誕生シーンのはずなんですが、なんか後の方にSAKUさんのイビキが入っているわけですが。ともあれ、誤解も解けて、万々歳です。

 そしてラストシーン。今日もようこがランニングしていると、ムーがSAKUさんの所に飛んでいこうとしたみたいです。お目当ては天然完熟トマトジュースですが、今回は「ヒモ付き」だったので、前回みたいな悲劇は起こらなかったようです。


(感想)

 「田中陽子のデビュー曲とカップリング曲が、作品中で紹介された回です」と書くと実も蓋もないわけですが。あとタイトルの意味は、「天然」「完熟」(=太陽)というイメージを「トマト」というもので表現しているわけです。今回の見所は(派手なSAKUさんやシブチョーさんの行動ではなくて)社長の「そんな俺に『夢を売る』なんて言葉を思いださせてくれた」という台詞なのかなと。あと今回、「先の見えないサキさん」はどこに行っていたのでしょうかね。

 そんなわけで次回は第5話「真夜中のライブ」です。はい!

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『ココロ図書館』 第3話「ないしょのキリン先生」

『ココロ図書館』 第3話「ないしょのキリン先生」

 今回は、しょっぱなから濃厚な百合シーンです。あるとにこころんの唇を奪われたいいなは激怒しますが、いざ自分もキスをされてしまうと、「こころんと間接キス」ということでまんざらでもないご様子です。こんな騒ぎが起こったのも、あるとが寝ぼけていたからですが、どうしていつもいつも、あるとは昼間から寝てばかりいるのでしょうか。

 場所は変わって図書館の中。こころはいいなに「お姉ちゃんはキスをしたことがあるか」と直球ど真ん中な質問を投げつけますが、残念ながら、こんな辺鄙な所にやってくる物好きな男はいません。約一名、例外がいたような気もしますが、完全に「Out of 眼中」って感じですよ。そんな話から「こころはどんな出会いをしたい訳?」という展開になり、「姫宮きりん」先生の恋愛小説の話題に繋がるわけです。この辺、話の作り方がうまいですね。

 こころの意中の人である「きりん先生」は、(女装した)あるとその人なわけですが、真実を明かすタイミングを逸してしまい、その間々、毎晩、あるとは小説やイラストを書いているわけです。ところがそんな所に、パジャマ姿のこころが参上。「正体発覚か!」と思いきや、こころは思いッきり寝ぼけていたので、トイレに追い出して事なきを得ました。

 そんなピンチの翌日、あいかわらずあるとが寝ている所に電話がかかってきたようで、何かこころが興奮しているようです。なんと雑誌の読者企画で「きりん先生と対談」に当選、1週間後にきりん先生がわざわざ図書館までやってきてくれるそうです。

 あるとは編集部に怒鳴り込みますが、担当は馬耳東風。一方、こころといいなは浮かれまくりで「新刊の天使さまシリーズ」のコスプレ衣装を作る相談まで始めてしまったようです。
 
 当日、逃げ出そうとしたあるとは担当に捕まり、きりん先生は無事、読者と対談する運びになりました。普通ならば瞬時に正体がバレそうなものですが、こころもいいなも「天然系」なもので、全くもって疑いというものを持たずに大感動のご様子です。

 ところが、このまままったりと終わらないのがこの作品。「きりん先生と読者のツーショット写真を撮ろう」という話になった時に、こころが「3人で撮りたい」と言い出し、あるとを探しに外に飛び出して行ってしまいました。

 困ったのはきりん先生ことあるとです。「今、こころが必要なのはきりん先生よりもあると姉だ」ということで、きりん先生には急遽、どこかに帰っていただくことにした模様です。結局、最後はきりん先生の色紙を持ったこころを、いいな所蔵の無駄に豪華なカメラで撮りまくって話は終了です。


(感想)

 いいながこころを露骨に溺愛しているのはお約束というか「ガチ百合」って感じですが、あるともこころを大切に思っていることがよくわかる回です。元々、あるとが小説を書き始めた理由は「同世代の友達が回りにいないこころを楽しませるため」だし、「こころがきりん先生の小説を純粋に楽しめなくなる」から、正体がバレては困るわけです。まあそんなわけで、ココロ図書館は文字通り、みんなから愛されているこころを中心に回っているわけです。

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『炎のアルペンローゼ』 第3話「汽笛は死を越えて」

『炎のアルペンローゼ』 第3話「汽笛は死を越えて」

 ジュディとランディは、フランスのグールモン屋敷から、スイスの赤十字病院に戻ってきたわけですが、あの「ヘンタイロリコン野郎がそう簡単に狙った女を手放すわけがありません。そこで今回は夜、病院に賊が侵入するシーンからスタートです。先輩看護婦の手引きにより、夜の闇に紛れて二人は脱走に成功。しかしグールモンは「どこに逃げようと、お前らは私の手から逃れることはできないのだ」と余裕の態度です。

 翌日、ランディは町中で花売り娘(マルタ)が「アルペンローゼ」の歌を歌っているのを耳にします。頭の中がジュディを中心に回っている彼のことです。これを聞いて「もしかすると、何かジュディの過去がわかるかも」などと考えている所に、育ちの悪そうなガキ(ハンス)がやってきて、いつの間にか衆人環視の中、大喧嘩となってしまいます。

 一方その頃、ジュディが買出しに行ったランディを待っていると、幼女(クララ)がやってきます。どうやら「アルペンローゼ」とか言いながら飛び回っている鳥に興味を持ったようですね。このシーンの見所は幼女が「その人(ランディ)はおねえちゃんとどういう関係」と話を振った時のジュディの反応です。というか、「何この馬鹿ップル」って感じなんですけど。

 その後、ジュディと別れたクララは車に引かれそうになるわけですが、その時、車から出てきたダンディな紳士(イタン将軍)は、なんかジュディを見たことがありそうな雰囲気ですよ。この辺、いろいろと今後の伏線になってそうですね。そんなわけで、結局、ジュディはランディと共にマルタの所に向かうことになるわけですが、そこで二人が見たものは、まだ殴り合いを続けているランディとハンスの姿です。ここで「ハンス・マルタ・クララが兄姉妹である」という、まるで作ったかのような事実が発覚します。

 「君のパンチはかなり効いたぜ!」みたいなホモっぽい会話を繰り広げている男二人を連れて、クララたちはマルタの家に向かいます。「何か手掛かりが掴めるかもしれない」と思ったランディが、マルタにもう一度、「アルペンローゼの歌」を歌ってもらうと、ジュディはなぜだか怯えて錯乱状態です。どう見ても、「何かある」に違いありませんね。マルタから「この曲はザルツブルグ(オーストリア)の『レオンハルト…バッハ』というすごい作曲家が作った」という情報をgetしたランディは、オーストリアに向かうことを決心。パスポートはハンスが裏ルートから入手してくれるそうです。

 ところが翌朝、ジュディが目を覚ましてみると、クララの様子がおかしい。実は彼女、心臓が悪く、「今度発作を起こしたら終了」という話だったと。ハンスが飛び出して病院に電話をかけに行き、何とかクララは無事、病院に収容されたみたいです。が、いつまで経ってもハンスは戻ってきません。

 その頃、ハンスは公園のベンチで悩み続けていました。彼がどう頑張っても、妹の入院費を払うことはできそうもない。幸か不幸か、そんな彼が「ジュディ&ランディ Wanted」なポスターを目にしてしまったわけです。

 やっと病院にやってきたハンスを見てマルタは彼を問い詰めようとしますが、そんなことは完全無視で、彼は二人に「話がある」と言って外に連れ出します。マルタはハンスのポケットから落ちた例のポスターを見つけ、あわてて彼らを追いかけ、二人が敵の罠に落ちようとする直前に、大声でドアに入るのを止めようとします。まさにその時、中から賊が出てきましたが、間一髪で何とかつかまらずに済んだみたいですよ。

 その夜、二人がゼルツブルク行き列車に潜り込もうとしていた頃、ハンスは駅前で二人を待っていました。そこにやってきたのが「へんたいゆうかいま」ことグールモン伯爵。なんかニヤニヤしながら「友情を裏切ったり助けたり大変だな」などと言っているみたいなんですけど。ハンスの持っていた切符とパスポートから、二人の行き先が完全にバレてしまったわけですが、ブツだけは何とかグールモンから回収できたようです。こいつを二人に渡そうと、ハンスは必死になって列車を追いかけ、ジュディが何とか受け取ることに成功。その瞬間、銃声が響いたかと思うと、ハンスが射殺されてしまいます。彼の最後の言葉は「クララ、お兄ちゃんは帰れないよ」でしたが、その頃、なぜかハンスの帰りを待つクララの病室のドアが開いたみたいです。


(感想)

 今回、鳥(プランタン)の覚えていた「アルペンローゼ」という言葉と「ジュディの過去」が一本の線で繋で繋がり、そこから次回以降の「オーストリア編」に流れ込むわけです。それを「ハンスとクララ」の関係を描いた一話完結のドラマに仕立て上げる手腕は、今時の萌えアニメでは考えられないほどレベルが高い。もっとも「お約束の塊」と言ってしまえばそれまでだが。

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『ようこそようこ』 第3話「すてきなロフト」

『ようこそようこ』 第3話「すてきなロフト」


 朝、「Eye Star」事務所でよっきゅんとサキさんが社長と話しているシーンからスタートです。どうやら二人の住処が見つからないようで、「社長が保証人」というのも無理そうです。

 そんな気だるい朝に、さっそうとオバサン、いや「お姉さん」が登場。前回、社長のマンションにお泊りしていた人ですね。何だかんだと言ってもダメ社長と彼女はどちらも「家と家庭」を持ちたいみたいなんですけど、こういう話を「子供向けアニメ」の皮を被せてさらっと流すから、この作品はあなどれないわけです。

 それはさておき、このお姉さんが気を利かせて、二人のために「屋根のついた」住処を見つけてきてくれたみたいですよ。wktkしながら3人で向かったのは「渋谷中のおもちゃを一手に扱っている倉庫」で、ようことサキさんは労せずして渋谷の一等地に部屋をget。どうやらここは「子ども大好きな生涯毒男」のスクツで、このお姉さんも元「渋谷のアリス」で、「ポニテの少女時代」に、このジジイ(オモさん)にいろいろとお世話になったそうです。なんかこういう風に書くと「My Dear アレながおじさん」って感じですが、いたって善良な渋谷区民みたいですよ。

 オモさんの快い承諾を得て、二人は階段を駆け上って行きます。「広いだけが取り得のボロ部屋」って感じも受けますが、「敷金・礼金・賃貸料タダ」なので文句は言えません(←部屋の話は次回に詳しく出てきたはず)。このシーンの見所はロフトの窓から二人が外を見ている所、特にサキさんのカットです(←というか、この辺から「本当の主人公はサキさん」モードに入るのが正しい姿といえましょう)。それはさておき、窓辺で「飛ぶ」というと、この不況の折、なんか違うことを想像してしまいそうになるわけですが、「健全お子様向けアニメ」ですから、「夢に向かって飛ぶ」なんていう台詞が恥ずかしげもなく繰り出されてしまうわけです。

 後半の主役はオモさんです。彼の夢は「究極のアイスクリーム」を作ることだそうで、なんか長々とミュージカルシーンでよっきゅんがバトンを振っている(←バトン初登場)と、アイスクリーム製造マシーンが暴走モード突入。渋谷の町中にアイスクリームが流出しはじめた模様ですよ。あくまでも謙虚なオモさんが「まだ代金をいただけるようなものではない」といったのをいいことに、町中の人が調子に乗ってアイスを食べ始めましたよ。というか、「『シブカジガール』とか言っているリア充男、自重しる!」って感じなんですけど。

 派手なミュージカルモードで油断させておいて、さりげなくアダルトな話を入れてくるのがこの作品の特徴で、この回も例外ではありません。夕方、アイス無料奉仕の後で製造装置のメンテをやっているオモさんに、「ロクに感謝もせずに、タダだからと集まってきた連中にアイスを配ったのは、本当に良かったのか」(意訳)なんていう台詞をしゃべらせているぐらいですし。上にも書いた通り、彼は「子どもが好き」な人なんだけど、昔と違って今時は、彼の倉庫に遊びにくるようなお子様もいなくなったわけです。彼にしてみれば「幸せとはいえない子ども」が減ったということなので、それは悪い話でもないのだろうが、とはいえ、やっぱり寂しいわけです。そんなオモさんの野望は「大人じゃなくて、子どものためのアイスクリーム」を売る店を、渋谷の片隅に出店すること。はたしてその夢は叶うのか。それはまた後ほどのお話。

(感想)

今回の主役は「オモさん」で決定です。あと、どうしてお姉さんがここまで二人に肩入れするのか、その理由の一端が明らかにされましたね。この作品って「ファンタジー全開なミュージカルシーン」を見て「お子様向けアニメ」と思っている人もいるようだが、実際の所は「よっきゅん&サキさんに感化されて、過去にいろいろなことがあったオッサン・オバサンたちが、彼女たちの仲間になっていく」という構造を持っているわけです。なんか「仲間を集めて次の町へ」な『ポケモソ』みたいですが、これは次回第4話『トマトの朝は歌声で』あたりも同様です。

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『ココロ図書館』 第2話「今の私にできること」

『ココロ図書館』 第2話「今の私にできること」

 図書館に運送屋の「上沢さん」がやってきました。このシーンで彼が「いいな」さんを狙っていることと、こころが「姫宮きりん」先生のファンであることがわかりますね。しかしこれはただの人物紹介で、本題はこれからです。

 今日も利用者さんゼロな図書館で、3人が午後のティータイム。そこで「利用者が減少の一途を辿っている。さあどうすればいいか」という議論になりました。人気のない本を捨てて、パンピー受けする本を入れる。エンタテイメントに徹してなんぼ」というあるとに対して、いいなは「そんな低俗な」と反論。たしかに「低俗なものを利用者が求めている」というあるとの主張は正しいかもしれない。

「どっちの意見に賛成する」という二人の追及に対して、こころは「どんな本も読んでくれる人がいるからこのままでいいと思う。それよりも『ココロ図書館』にいろんな本があるってことをみんなに知ってもらえば利用者が来てくれるかも」と回答。そんなわけで、各自宣伝アイデアを考えて、翌日に報告会を開くことに。「催し物をすればいい」といういいなの意見は正しそうだが、その内容にいろいろと問題があり、あるとの「今時のメイド喫茶みたいなサービス拡大路線」も「こころの貞操の危機」を理由として却下。結局、「町に宣伝チラシを撒く」というこころのアイデアが採用されることに。

 なぜだかわからないが、あるとの書いた「姫宮きりん」先生の絵柄そっくりの絵と、こころの書いた紹介文が入ったチラシを山ほど作り、いいなの色仕掛けで、これを上沢さんに配送させることに成功します。というか、こころんにお願いされた時点で陥落するのが普通の漢のあるべき姿だと思うのは私だけですか。

 ホクホク顔で図書館の掃除に出かけたこころを見て、あるとは「本当にこれでいいのか」と思っているようです。それを見て「ココロ図書館は奇跡が起こせる」といういいなに、あるとは「チラシ一枚で利用者が押し寄せてきたら、誰も苦労はしない」と反論。ところがこのやり取りをこころが聞いていたから大変。走ってどこかに言ってしまいました。あると・いいなが必死で探してもどこにも見つかりません。

 夜、森の中で目を覚ましたこころは走って図書館に戻りますが、あるともいいなも見当たりません。その時、足元を猫が通り過ぎて行ったかと思うと、後ろの方から小さな悲鳴が聞こえました。ココロの友達の「アカハちゃん」と「みどりさん」が、チラシを見て本を借りに来てくれたのです。それどころか、外には利用者の大行列ができているではありませんか。中には前回に出てきたヤンキーなんかもいるみたいですし。

(感想)

 「こころ・あると・いいなの人物紹介+サブキャラ登場」の回ですが、最大の見所はラストのこころの笑顔と「ココロ図書館へようこそ」の台詞と言ってもいいでしょう。これも「こころの気持ちが町の人たちに通じた」結果なんでしょうけど、「どうしてそこまでして人を集めないといけないのか?」という疑問が頭をよぎってしまうのは私だけですか?もっとも、真っ当なセンスをもったシナリオライターならば、この辺は必ず、そのうちどこかで書いてくれるはずですので、楽しみに待つことにしますか。

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『炎のアルペンローゼ』 第2話 「光の中の天使」

『炎のアルペンローゼ』 第2話 「光の中の天使」

 第一話ラストは、ランディがグールモン伯爵から撃ち落されたシーンで終わりでしたが、この回はその続きからです。騒ぎの隙を縫って屋敷の外に逃げ出したジュディは、不思議にピンピンしているランディと無事合流。一度は「逃げ出せるか」と思ったものの、ジュディがランディを脱がして(以下略)なんてことをやっているから、悪役たちにまんまと捕まってしまいました。やむなく二人は屋敷の中に逃げ込んだものの、窓の外は断崖絶壁で、下には大きな川が流れている。「ちょーピンチ」って感じですが、ランディは「俺と一緒に月夜の川で泳がないか?」などと、この期に及んで余裕をかましている。と思ったら、二人は本当にダイビングしたみたいですよ。当然のごとく、二人は激しく流されていくわけですが、この辺は前回のバンクを使用した回想シーンを挟んで「時間稼ぎ」をしています。
 
 岸辺に打ち上げられたランディを近くの小屋に引っ張り込んだジュディは、ランディを裸にした後、自分の服も脱ぎだしたみたいなんですけど。最近のアニメは「ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん」みたいな発想で、アニヲタ連中の下半身にアピールしているようですが、80年代はもっと露骨なものでもOKだったわけですね。というか、気が付いたら「ファイナルフュージョン承認」状態になっているし。

 朝、ランディが淫夢を見て目を覚ますと、なんか目の前に半脱ぎ状態のジュディが立っているみたいなんですけど。健全な若者のランディは「天使がどうのこうの」と訳わかめなことを口走っているみたいですが、ジュディは「過去なんてもう思い出さなくてもいいの」状態なので、全然、OKです。というか「これなんてエロゲ?」状態なんですけど。

 しかし好事魔多し。グールモンの追っ手が狂犬を連れて、二人の愛の巣に接近してきたようですよ。小屋からは何とか逃げ出したものの、追っ手が目前まで迫ってきた。「さあどうする」といった所に、グッドタイミングで車がやって来ました。というか、この「紫髪のオバサン」って「グールモンママ」じゃなくて「マダム・グールモン」だったのね。

 さすがの追っ手も伯爵夫人には手が出せないので、二人がマダムの車のトランクの、山のようなブドウの下に隠れているとわかっていてもどうしようもない。そんなわけで彼らはグールモンに連絡して、スイス国境に先回りさせます。道は一本しかないはずだし、携帯電話もない時代に、どこからそんなに早く先回りができたのか不思議なんですが、そういうことは聞かないお約束です。陰険なグールモンは「病院にお礼に持っていくような品物ならば、粗相があってはならない」(意訳)みたいなことを言って、トランクの中を探ってみた。ところが二人は先回りして逃げ出していたので、中に誰もいないのは当然。

 キレ気味のグールドンは赤十字病院に「ジュディをさっさと出せゴルア」(意訳)と殴りこみに行きます。が、しょせんは口先だけのヘタレ野朗なんで、スタッフ総動員で睨みをきかされると「妻の借りがあるから、ここは引き下がってやる」などと言って、尻尾を巻いて帰って行きました。しかし、そこは「へんたいゆうかいま」です。次回「汽笛は死を越えて」からも、続々と悪の手を伸ばしてくるに違いありませんよ。

(感想)

 「要するに、えろシーンやりたかっただけかYO!」って感じもありますが、話の展開上、重要なのは、グールモンとマダムの間の会話で、「ジュディ母親とグールモンの間に何かがあった」ことが示唆されている点。年齢的に考えてジュディがグールモンの娘という展開は考えにくいので、ここはやはり「実妹エンド」ですかね。あるいは最近、一部で流行の「姪」という路線もアリですが。

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『ようこそようこ』 第二話「歌声はバイエルで」

『ようこそようこ』 第二話「歌声はバイエルで」

 一夜明けて、渋谷の朝です。相変わらず、よっきゅんは元気ですが、サキさんは「お先真っ暗」なご様子。怪しげな芸能プロのアテだけは確保したものの、「住む所もなければ金もない」のだから、それも当然。ということで、「まずは宿探しから」ということになるわけですが、そこでいきなり「プロダクション社長のマンションに押しかける」という発想に出る所が天然系の困った所。朝っぱらから「援交ギャル」みたいなのが二人してやってきたものだから、なんか微妙な関係そうな女性が怒って出て行ってしまいましたよ(←その正体はそのうち明らかになりますが)。

 体よく追い出された二人が次に向かうのは銀行。今と違って「振り込め詐欺」なんていうものがなかった時代なので、よっきゅんは謎カードを使って激しく現金を引き出します。バブル時代の作品らしく、二人は銀行の応接間に召還されて、気が付くと「渋谷の一等地の豪華マンション」に連れて行かれることに。どう見ても「子供向けアニメ」の話とは思えない展開ですが「サキさん、メイドになります」(←意訳)発言によって、よっきゅんはせっかくの住居と大金を、あっさりと捨てて、ホームレス生活に戻ってしまいます。

 で、今夜も渋谷の公園で野宿。ここで例のアイテムに付いているマークの説明が入ります。「昼の太陽になれなかった星が、太陽になるために夜、空を回っている」、「周囲の輪は回りの人を表していて、その協力で、いつか太陽になる」という話らしい。この辺、一応はこの作品のテーマを表しているわけですが、実際の所は「グッズデザインの問題だろ」とか考えてしまうのは、ダメな大人の発想です。

 たしか朝にやってきた警官は「渋谷の夜は人が多いから危なくない」と話していたはずだが、今夜はヤンキーが登場しましたよ(←なんか15分前に言っていたことと違うのでは?)。基本的にこの作品の修羅場シーンはすべからく「緊迫感ゼロのコメディ」なんで、珍走団はあっさりとよっきゅんたちによって追放されてしまいました。もっとも、いくら「カラーギャング」なんていうものが登場する前の時代とはいえ、ここで下手に「少女売春、「麻薬密売」あるいは「浮浪者狩り」みたいなリアルな話を書いてしまうと、なんか違う作品になってしまうので、ここは「お子様向けアニメ」に徹するべきでしょう。

 二人は「寝る所がなければ寝なければイイ!」というイケメン金髪ヤングに連れられて、「ARIS」(←スペルミスではない)というバーにやって来ました。ここは、以後、この作品に登場する主要男性メンバーの溜まり場になっているようです。どうでもいいけど、この金髪野朗は前々からこんな「社会不適合者の吹き溜まり」みたいな所に、「渋谷のアリスたち」を続々と連れ込んでいたのか?

 ところで、この回のタイトルは「歌声はバイエルで」でしたが、やっと、その謎が明かされる時がやってきましたよ。バーの片隅でアル中オヤジがなんかピアノを弾いているのですが、よっきゅんがそいつに魅了されたようですよ。スケベオヤジも満更ではないようで、「それなら好きな曲を弾いてやろう」という話になった模様。で、よっきゅんが風呂敷包みの中から取り出したのがバイエルだったと。彼女が気分よく、一曲唸っている所に、朝、散々な目に会わされたプロダクション社長がやって来て、「こいつで一発、昔の夢を再チャレンジしてやるか!」みたいな気分になったようですよ。ついでに悲劇のヒロイン「ほっきょん」もやってきたようですが、実力の差をまざまざと見せ付けられて、店にも入らずに帰っていきました。

 そんな感じで、今回は「よっきゅん、渋谷のあやしいオヤジたちのアイドルになる」の巻でした。次回は第3話「すてきなロフト」(「おもちゃのロフト」)です、はい。

(感想)

 基本的に「人物紹介」の回なので、あまり見所はありませんが、今後、「ARIS」常連のおっさん連中の過去が明らかになることを知っていると、後半部分の見方も変わるのかなと。あと、意外と見逃されがちだが、この辺りから「夏、私元気です」辺りまでのサキさんの成長をチェックしておくと吉かも。

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『ココロ図書館』 第一話「司書になります」

「80年代」、「90年代」とくれば、やはりここは2000年代の作品も取り上げておかないとダメでしょう。「2000年問題」なんていうもので大騒ぎしていたのが昨日のような感じもしなくはないわけですが、気がつけば、あれからもう9年間も経っているみたいですし。

 ということで、今回取り上げるのは『ココロ図書館』です。

2001年10月11日~12月27日、テレビ東京(全12話)+2002年2月17日、AT-X(アフターストーリー) wikipedia


第一話「司書になります」

 一言で言ってしまえば、「こころん司書デビュー」のお話です。前半はこころが初めての利用者をお迎えして、何とか一人で対応する。それをあると・いいなの二人がニヤニヤして、いや暖かい目で見守っているシーンが描かれます。普通のアニメならば2・3分で片付けるような所を、10分以上もの時間を使って非常に懇切丁寧に描いているといった感じ。「ゆっくりしていってね!!!!」ってことですか(←違う)。

 それから1週間。貸し出した本の返却日になっても、借りていった人はやってきません。落胆したこころが、夜になって電話をかけてみても連絡がつかないようです。この辺、ほとんど台詞を使わずにこころの心理描写をしているのはさすがです。あと見所は、あると・いいなの「司書は誰でも通る道だから」という台詞。この辺の具体的なエピソードは、最後の車の中の会話で出てきます。

 翌朝、こころ失踪。それまでマターリ進行だった話は一気に急展開を遂げます。といっても、麓の村まで、図書を回収に出かけただけですが。この辺、ノリとしては「はじめてもおつかい」って感じですね。途中に珍走団みたいな連中も登場して、「ココロ、第一話にして貞操の危機か!」と思ったら、「実は善良なヤンキーでした」という肩透かしもあったりしたようですが。というか、このアニメには「悪人を出さない」という方針で作られているそうなので、そういうものはエロ同人誌に任せておくことにしましょう。

 心優しい皆さんの協力もあって、こころは何とか目的地まで辿り付けたようです。が、無常にも住人は夜逃げ、いや「仕事の都合で急遽、引っ越した」らしいです。激しく落胆したこころは、村のバス停で立ち上がる気力もなく落ち込んでいるご様子です。

 そこにさっそうと、あると・いいなが車に乗って登場。使えない妹を回収して図書館に向かいます。その座席に置いてあったのは・・・結局、こころの一日の努力は全くムダだったってことですか。でも、いろいろと大切なことを学んだみたいなので「結果オーライ」と言った所ですかね。

(感想)

 とにかく、絵と音楽が美しく、特に画像に関しては、光の使い方が秀逸。どこかで見たような芸風だと思ったら、ユニゾンシフトの「こもれびに揺れる魂のこえ」にそっくり。もっとも『ココロ図書館』の方が2年ほど先に放送されているわけですが。あと、最小限の台詞で、キャラクターの心の動きを巧みに表現している点も評価が高い。ある意味では、『アルペンローゼ』のような「ドラマ作品」の対極にある「癒し系アニメ」かもしれないが、おそらくは「キャラ萌えアニメ」ではないといえよう。もっとも、「こころのかわいさは異常」という点までは否定しないが。というか「ロリコン乙」って感じですね。

#ということで、今後は3作品を週2回ずつのペースで片付けていく予定です。

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